平成19年3月23日
国民新党
(1) 郵政事業におけるユニバーサル・サービスの堅持
郵便局はそれぞれの地域においてかけがえのない重要な生活拠点であり、郵政事業は国民生活を支えるために大きな役割を果たしています。われわれは郵政三事業の一体的経営の堅持を図るとともに、郵政事業におけるユニバーサル・サービスの維持を目指します。
(2) 減税・優遇措置による格差の解消
個人間の格差、大企業と中小零細企業の格差は由々しき問題であります。われわれは、中間・低所得者層や中小零細企業への減税措置、パート・派遣労働者の処遇改善、正規雇用率の引き上げ、社会的弱者への優遇措置を図るとともに、奨学金制度を大幅に拡充することを目指します。
(3) 積極財政による国力の強化
多くの国民や地域は、景気の回復を何ら感じていません。大都市・富裕層ばかりが潤う政策は明らかに間違っています。われわれは、積極財政による国力全体の強化と均衡ある国土の発展を目指します。また、規制緩和の見直しを含め、国民・地方本位の景気回復を図ります。
(4) 地方の社会資本整備の推進
現状のまま地方分権・地域間競争が進められても、小規模自治体はますます疲弊します。われわれは、都市と地方との公平な競争条件を整えるため、地方における社会資本整備を積極的に推進します。また、地方税偏在の見直しや小規模市町村への交付税増額など、所要の財源確保を目指します。
(5) 年金格差・医療格差の是正
大多数の国民の中には、社会保障制度が持続しないのではないかといった不安が渦巻いています。われわれは、年金格差および医療格差を是正するための新たな仕組みを構築するとともに、高齢者・障害者雇用の促進、児童手当の支給期間延長を図り、真の「安心」の確立を目指します。
(6) 地域産業の振興
それぞれの地域がその潜在力を最大限に発揮してこそ、地域は再生されます。国はその手助けを積極的に行わなければなりません。われわれは、農林水産業や観光産業などの分野において、環境の保護に配慮しつつ、各地域の「力」が発揮される施策を積極的に講じ、再発展の土台を構築します。
(7) コミュニティ・地域社会の再生
わが国の美しい伝統の一つは、地域社会における連帯意識と互助の精神です。われわれは、防災・防犯のためにも、また住みやすさの向上を図るためにも、都市化等によって崩れつつあるコミュニティ・地域社会の再生を積極的に図ります。
(8) 大型店舗と地元商店街の共生
相次ぐ大規模店舗の郊外進出により、地方の中心市街地は軒並みシャッター通りと化しています。その一方、消費者の利便性の向上に対する配慮も必要とされます。われわれは、大型店舗と地元商店街との共生を図るため、両者の連携強化を目指します。
(9) 郷土・地域固有の教育・文化・芸術の振興促進
明日の地域に活力をもたらすのは、人間力であり、人材の育成が不可欠です。われわれは、都市化の進行によって廃れつつある地域固有の教育や文化、芸術の再振興を図り、郷土愛の涵養、郷土の将来を担う人材の育成を推進します。また、教育全体における国の責任の明確化を強く求めます。
(10) 政治資金の透明化
政治資金をめぐる疑念は、国民に大きな政治不信をもたらしています。国民の政治に対する信頼を回復するため、われわれは、緊急の措置として、現行の政治資金制度の総点検を行い、早期に透明性・公開性の徹底を図ります。