新春のお慶びを申し上げます。皆さまにとって素晴らしい1年になりますことをまずもってお祈り申し上げます。また、旧年中は多大なるご支援、大変温かいご声援をたまわり、誠にありがとうございました。皆さまの力強いご支援のお蔭により、われわれ一同、日本の「羅針盤」として、間違った政治の非を堂々と主張することができました。厚く御礼申し上げます。
さて、小泉内閣の時代、闇雲な競争原理の奨励による弱肉強食社会が跋扈し、大多数の国民も地方も、容赦なく切り捨てられました。安倍内閣が発足してからしばらくの間、われわれはお手並みを拝見していましたが、小泉内閣時代よりも一層格差が拡大し、社会の歪みはますます大きく、そして深刻になりつつあります。たとえば新年度予算案の中身を見ましても、大都市と大企業ばかりを優遇する姿勢が鮮明になっています。大多数の国民、とりわけ高齢者に大きな苦しみと負担を与え、地方を切り捨てる政治は、どう考えても間違っており、一刻も早く是正しなければなりません。
間もなく通常国会が召集になり、そして夏には参議院選挙を迎えます。一連の「やらせ」問題に代表されますように、劇場政治の舞台裏が徐々に、そして確実に明らかになり、また多くの国民は冷静さを取り戻し、日々の生活、明日の生活に危機感と不安感を募らせています。さまざまな場所で異口同音に、「これから日本はどうなってしまうのか」「私たちの生活は大丈夫か」といった声が聞かれます。これこそが真の国民の声であり、不安を取り除くことこそ政治の厳粛な責務であります。ぶれず、媚びず、驕らず、これからも日本のため、わが党は全力で警鐘を乱打してまいります。
一方、しばしば「国民新党は民主党と合流するのか」と尋ねられますが、その可能性はありません。われわれはこれまでも是々非々主義を貫いてきましたし、これからも「わが道を行く」姿勢にいささかも変わりはありません。ただ、「弱者イジメ」「地方イジメ」の政治に灸を据えるには、やはり来る参議院選挙で与党を一度過半数割れに追い込まなければならず、他の野党と一定の選挙協力が必要になります。これも真に国民全体が潤う政策を実現するためであることを、ご理解いただきたいと思います。
皆さまのこの1年のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、何とぞ本年も力強いご支援をたまわりますようお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。
国民新党代表
衆議院議員 綿貫 民輔