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コラム
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ホップからステップの2年目へ
過去の出来事を思い出せないこともあれば、昨日のことのように思えることもある。1年前の8月17日、国民新党は旗揚げされた。義を見てせざるは勇なきなりの言葉に強く駆られて結党に踏み切った瞬間が、あたかも昨日のことのように新鮮に思える。そしてこの1年、強権に屈することもなく、権力におもねることもなく、ただただ国民の視点に立った活動をしてきたからこそ、「7人のサムライ」の心には一点の曇りもなく、清々しさで満ち溢れている▲結党から今日に至るまで、わが党は、しばしばマスコミなどから「郵政民営化反対派集団」として扱われてきた。確かに理不尽な郵政民営化にブレることなく、筋を通して堂々と反対票を投じた。だが、結党に立ち上がった志士たちは、郵政民営化のみならず、民主主義のルールを無視する小泉自民党の政治手法にも、また欧米型の市場至上主義を強引に推し進める政策に対しても真っ向から異議を唱えたのだ。単に郵政民営化に反対した集団であれば、4つの比例ブロックだけで120万票も獲得できなかったはずだろう▲この1年を振り返ると、わが党の訴えが正しかったことが証明される。たとえば小泉自民党が「わが息子、わが弟」と豪語した候補者は、拘置所の塀の中に落ちた。格差はますます拡がっているし、国民はさらなる負担増を強いられてきた。大都市とは裏腹に、地方は寂れたままだ。景気回復を実感しているのは、日銀総裁と一部の国民だけである。本当に回復しているのであれば、1年に3万人もみずからの命を絶つまい。そもそも小泉政権の成果は、何一つ見当たらない▲国民新党の主張が正鵠(せいこく)を射ていることから、多くの励ましが寄せられ、支持が拡がっている。来年夏の参院選挙の「台風の目」になると予想されているため、各党からも秋波が送られている。だが、わが党は鶏口となるも、牛後にはならない。これからも、国民の視点に立ち、堂々と是々非々主義を貫くだけだ。生半可な気持ちならば、初めから結党に踏み切らなかったはずだ▲とはいえ、政治の世界では、数が力だ。わが党の主張を政策として確実に実現していくためにも、党勢の拡大、そして参院選挙で同志を増やすことが喫緊の課題である。この1年を「ホップ」だとするならば、これからの1年を「ステップ」にしなければならないのだ。国民を思う一念は必ずや天に通じ、来年の今頃には、わが党は間違いなくキャスティング・ボートを握っているだろう。これこそが結党2年目の最大の目標に他ならない。
(平成18年8月23日)
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